2014年2月24日月曜日

片手九段から十段までの道のり

SPADA十段解禁初日、無事に右片手(利き手)十段合格出来ました。
自分の記録用と片手に関することが書かれているブログが少なく感じたので、本格的に片手に取り組んでから合格までにやったことを書いてみました。

基本的に上達で意識したことはSPやDPと変わりませんが、その中でも数々の失敗を反省してそれを活かすのに片手プレイはうってつけでした。

※他に気付いた点があれば後日追記するかもしれません

■ 目指したきっかけ ■
元々両片手十段が憧れなのでいつかは取りたいなと思っていましたが、これまでSP全白目指していたり、DPの目標が沢山あり過ぎて片手プレイ自体は殆ど手付かずのままでした。
ですが最近DPのランプも落ち着いてきましたので、残る未ハード5強+αに挑むにあたって片手十段はあっても損はしないし、運指の精度を上げると言う意味でも効果的かなということで軽い気持ちでCSEMPから始めてみました。

そしたら予想通り、やっぱり片手楽しい!!となったんですね。
そこで火が付きました。
SPADA十段解禁時にサクっと取れるようになってやろうと。

また、CSを継続して上達分した分をACに適用させたという経験が少ないので、それを体感したいなと思ったのもきっかけの一つです。


■ 本格的に取り組みだした頃の地力 ■
DPやDBRを本格的にやっていることもあってLincleやtricoroでは九段でした。
quasar未ハード。恐らく九段の下〜中辺りくらい。
中5中6は使えます。
人4や中3練習中くらいの身。


■ 本格的に取り組み始めてから合格まで(目安) ■
11月中旬:   SPADA稼働開始辺りから右片手でCSEMP開始
11月18日:  CSEMP 十段黒カンフー抜け
12月15日:  CSEMP quasarハード
12月19日:  CSEMP カンフーハード
1月始め:     CSEMP 十段合格(曲目: 黒カンフー、クッキー、不沈艦、ビタチョコ)
1月末:        CSEMP B4Uリミハード
2月中旬:     SPADA 十段合格(曲目: NNRT、sense2007、クッキー、reunion)

SPADA十段合格時のACクリアランプ状況
☆12 ほとんどやってない
☆11ハード 大体158/200曲くらい(約7〜8割)
☆10ハード 大体出来てる

■ プレイ頻度 ■
発狂BMS:未プレイ
CS:CSEMP十段合格までは週2~3回程度、2~3時間集中
AC:SPADA稼働からCSEMP十段合格まで20クレ程度
                   〃         SPADA十段合格まで100クレ程度


■ やったこと ■
1. ひたすら☆10~11のクリアランプ更新
EMP/premiumディスクばかりやってました。
ハード埋めから始めて、5~10回粘着しても埋まらない曲は放置してイージ埋め。
基本は正規と鏡。頭と指が慣れてきた所で少しレベルを下げつつ乱。
CSで埋まった曲をACでも埋めていきました。(☆11のみ)


2. 力の抜き方を意識しつつスコア狙い
基本は☆10〜11で練習してましたが、指が温まるまでの間に☆8〜9辺りに乱をかけてスコア狙いしてました。
脱力していても指にリズムを乗せつつ光らせる感覚を刻み込むつもりでやりました。
そのままの感覚を☆10〜11で実践したらかなり捗りました。 
簡単なのから徐々に慣らしていくのは大事だな〜。


3. どういう曲で練習していたか
終始疲れる曲だと先に指が疲れて力みがちになってり、認識が乱れたりしてしまうので、練習曲はなるべく隙がある曲を選んでいました。
CSEMPディスクで例えると、B4Uリミは高負荷でかなり良い練習曲だけど、指が疲れて練習時間も減ってしまいます。
そうなるくらいなら、ところどころ休みはありつつ、局所できっちり☆11の密度が降ってくるテクノ番長を何度もプレイする、なんていう方法を取っていました。
隙がある箇所では脱力押しで休みつつ、局所難も脱力で捌き切る。
quasarはEASYで選曲。発狂前で力むのなんて問題外。
発狂でゲージが減りそうになっても絶対力まない。
そんな意識でやってました。

よく筋トレでは、”最高筋力を増やしたいならギリギリ7回出来るか出来ないかくらいの負荷”、”持久力を増やしたいなら何十回も出来る負荷を可能な限り長く”、なんて聞きますが、その中でもどちらかといえば後者の練習を基本的に継続し、前者の練習は局所の密度で補う、ようなイメージです。
是非自分に合った良譜面を探してみてください。
指がリズムを保てなくなってしまうような高負荷譜面には少し注意した方が良いかもしれません。


4. ちょくちょく十段を受けて力試し
主に地力の確認とモチベ維持の役割ですね。 
癖がつかない程度にCS起動した日に1番調子良いと感じる瞬間に1〜2回やる程度でした。
CSEMP十段の1曲目、黒カンフー抜けられるようになったり、BPが減ってくると成長が感じられてモチベもぐーんと上がりました。
16分 6→5→4のような階段が頻発するので、北斗多用していた薬指の負荷が高かったように思います。
右手にとって配置難で癖も付きやすいクッキー序盤を抜けられない時期が一番長かったです


5. ☆12はほとんどやってない
たまーにレザクラやってイージー点いて喜んだり、AAにボコボコにされたりしたくらいで、ほとんどやりませんでした。
ここは個人差があると思いますが、クッキーの発狂を誤摩化してゲージ残すのさえ苦手で無ければ、今の十段合格に必要な練習は☆11で十分と思いました。
(メインでやっていたCSは☆12が少ないので丁度良い練習曲が少なかったという理由もあります。ACメインならもっとやっていたと思います。)


6. 休息はいつもより十分に取った
片手プレイは1レーンに認識を集中出来る分、DPやDBRと比べ、高密度な選曲が出来ますが、他プレイよりも指の負荷はかなり増えます。
☆11がっつりやった日は勿論、翌日も指の疲労感(56北斗の関係で薬指が多い)はなかなか抜けません。(そこまでの疲労に達する前に中断するのも手だとは思いつつも 笑)
そういう日もモチベが高いとどうしてもやりたくなってしまいますが、今回は中2日空けたらどうなるかを体感したかったので、なるべく休息を多く取ってみました。結果的にはかなり良好。
あれ?こんなに動くようになってる。薬指の上下運動捗る〜♪
あらら〜?この曲ハードいけるんちゃう?んん?いけた!ほれみろ!?
という具合です。
休息大事だな〜。


7. 指のコンディションが本調子の時の地力上げが一番捗った
自分の感覚で書きますが、例えば、
・ "指10" = 指の疲労が無く本調子の状態
・ "密度11" = ”指10" で地力上げにもっとも有効な譜面密度
・ 地力上げ = 今より高密度が叩けるようになる為の練習
  (運指の引き出しを増やす為の練習とは少し異なる)
だとします。

上記を前提とした場合、"指10" で"密度11" をプレイするのが最高の練習ということになります。
時にはもう少し頑張って "密度12" くらいにチャレンジしていったりして、意外と押せることが分かったりすることもあります。

その翌日は指の疲労分をマイナスし、"指7" になったとします。
その状態で "密度11" をプレイすると、当然ですが指動かねーーとなります。
適正 "密度7" 頑張って "密度8" 上手く誤摩化してもせいぜい "密度9" くらいでしょうか。

地力上げにもっとも有効な譜面は "密度11" だったはずです。
ですので疲労している時に頑張っても、その密度に関われる機会が減った状態、いざ頑張ってやってみても指動かねーー、で終わってしまうと感じました。
筋肉痛の時に筋トレしても余計に筋肉を減らしてしまうと聞いたことがありますが、それに近いものがあるかもしれません。 
ですので地力上げする時は少なくとも "指9" 以上の時、理想は "指10" と体感したので、6. にも記載した通り、十分な休息を取ったわけです。

DPメインで取り組んでいた時にも上記のことは意識していましたが、DPの場合は指の体力よりも認識力が足りないために指が付いてこないと考えていたので、中2日の指の休息は不要かなと考えておりました。(DBRは別)
しかし片手プレイではその逆で、認識は出来るけど指が付いてこない......と練習を通して感じた為、片手認識力 ≒ 指の体力 になるまでは休息が大事だと感じました。

これはまだ、本格的に片手に取り組んだ期間が短くて、密度に対して指に十分な下地が出来てないと考えるか、DPで十分な認識力が付いていたと考えるか、いずれにしても片手専門の方とは傾向が少し違うのかもしれませんね。
この辺りはもう少し模索しながらプレイしていければと考えています。


8. DPとの両立
ACでは基本DPメインにやっていますが、”右手の疲労が多少残っている程度” であれば、あまり気にせずやっていました。
というのもDPで降ってくる譜面は☆12上位であっても(一部の瞬間発狂等を除き)片側せいぜい☆9〜10くらいだからです。
片手十段目指すのに主に自分が選曲していた☆11弱〜中の密度には及びません。
なので、右手ちょっと疲れてるなあ、程度ではDPのプレイにあまり影響はありませんでした。
と言っても、片手で☆11中〜強を長時間プレイした翌日は、ちょっと疲れている程度でなく、ドーンとくる重さを感じることもよくありましたので、そんな日は流石に控えていました。

片手もDPも効率的に両方上手くなっていきたいものですね。
ここへ更にSPが混ざってくると......いつどんな指のコンディションに何のプレイをするのが効率的なのかとか、前回がっつりDPプレイしたから今日はSPやろう、でもDPプレイの間隔を空けるのも嫌だな、等と色々頭を抱えることになります 笑


■ まとめ的なの ■
片手は5本の指で7鍵盤を捌き切らなければならないので、1本の指に対する負荷は相当で、余分な力は命取りになると考え、今回は特に脱力を意識して練習していました。
(特に5←→6の薬指北斗)

十段の壁はほぼ感じませんでした。
中5中6が使えていた、DPの地力がそのまま使えた、SP/DPでの失敗が活かせた、というのが大きかったと思います。
ただAAが入っている段位だったらそうはいかなかった可能性もあります。
今後は十段になんの曲が来ても合格出来るように、まずはSPADA中に十段80%(あわよくば90%)の達成率に乗せられるように頑張りたいと思います。
しかしこのゲーム、どのプレイも最高に面白いな〜。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

以上

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