2019年4月7日日曜日

INFINITASプレイ環境導入

ふけんこ~です。
お久しぶりです。

なんと5年ぶりの更新になってしまいました。
時間が経つのは早いですね。。

数年まともにプレイしていませんでしたが、最近ゆるくやっています。
ですが、ゲーセン通うのも億劫なので家で出来る環境を1から構築しました。

結果的にINFINITASでのプレイが想像以上に快適になりました。
自由にプレイできる分ゲーセンより快適です。

サービス開始当初は気に留めてなかったんですが、良いサービスが始まってたんだなぁ。
追記:去年の今頃は楽曲パックも半分しか無く、PHOENIXWANも無かったので始めた時期が良かったようです。

というわけで共有したくなったので自分の環境を紹介します。


 構築の方針 
・INFINITASでDPをプレイする為の環境を可能な範囲で快適にする。
・なるべく簡単に立ち環境にする。
・AC環境に近づける努力はするが、あまり拘らず自分が良いと思った方を優先する。その為、設置位置の寸法の誤差はあまり気にしない。



 購入品一覧と費用 

・PC (core i7-3770 3.4Ghz、GTX760) 約46,000円
・テレビ (REGZA 43J10X) 約48,000円
・スピーカ (ONKYO GX-D90) 約8,000円
・コントローラ (PHOENIXWAN 2台) 約100,000円
・メタルラック (アイリスオーヤマ製) 約10,000円
・その他便利品 約5,000円

計 約217,000円

せっかくだからということでほとんど新調した結果、それなりにかかってしまいました。

INFINITASの楽曲パックも全て合わせると250,000円くらいになりますが、超概算で7500曲くらいプレイすれば元が取れる計算です。
スタンダード換算すると、1875クレくらいでしょうか。

PF30分 = 500円
15,000分 = 250,000円

7,500曲 = 15,000分 / 2分 (1曲辺り)

他に以下のメリットがあるので、投資効果としてはもっと高いはず。
・順番待ちの心配が無い
・ゲーセンに行くまでの時間や交通費を削減できる
・汗をかいてもすぐにお風呂に入れる
・飲み物飲み放題



 全体像 



























MAX落ちスコアが出せたので判定も問題無さそう。調整中。
























 ハードウェア編 


■PC

CPU:  Intel core i7-3770 CPU @ 3.40Ghz
M/B:  ASRock製
MEM:  8GB
GPU:  GTX 760 OC 4GB
SSD:  512GB Crucial (MX500 CT500MX500SSD1/JP)
Sound:  オンボード使用
OS:  Windows 10 Pro 64bit

フリマサイトで中古PC調達。少しリスクありましたが無事に動いてくれています。
メインPCを流用すれば安く済んだのですが、設置位置の関係で新調しました。
今後BMSもやる可能性があるので、容量に余裕のあるSSDを追加購入。

INFINITASの公式サイトでは、2015年以降のcore i5~i7シリーズ3.2GHz以上とあるので、なるべくそれ以上のスペックを選びましたが、他の方の情報を見る限り、ムービーをOFFにしたり外付けグラボにすれば旧世代のCPUでも問題無さそうです。


■コントローラ

PHOENIXWAN 2台
三和ボタン + バネ20g + D2MV-01-1C3 (押圧50g)
LED標準(赤)

GAMO2公式サイトで購入。
2018年に発売されたモデルで、フルサイズなのに省スペース、皿の反応も良好、INFINITASモード搭載(E1~E4ボタンあり)と全部入りのモデル。
思い切って買いました。

男は黙って三和製。
DPやるならスイッチ50g/バネ20gがやっぱりイイです。

皿は新素材を使っているそうです。
滑らずかなり良い感じなので、EMP皿を調達しなくても問題無しです。
ただし、指の油分がかなり持っていかれてかなり乾燥します。
定期的に指にワセリン塗ってます。

標準では皿の感度が最高設定になっているので、ACに近づけるなら調整が必要です。
後述していますが6から4にするのがお勧めです。簡単にできます。

他はACと比べてもプレイに違和感無く素晴らしいと思います。


■ディスプレイ

43インチ液晶テレビ REGZA 43J10X

ゲームプレイに安心のREGZAを購入。

- 遅延ついて

INFINITASやBMSは判定調整できるので、低遅延よりも低残像が良いという流れになってきているようですが、無難に低遅延のものを選びました。

この機種は、ゲームダイレクトというモードを使用すると、FHD出力時に遅延0.6フレームになるようです。(ただしINFINITASの解像度は1280x720となり、FHD出力ではないのでスペック通りの0.6フレーム遅延になるかは不明。)

また、パネルの遅延が1フレームあるようなので、INFINITASの判定調整では -1.6くらいになるのでしょうか。
細かいことは分かりませんが、今は-0.9で☆10のMAX落ちスコアが出せたので今のところ特に不満は感じていません。

- 残像について

ブラウン管やプラズマでプレイしていた方が液晶テレビでプレイすると、ノーツの残像が気になるかもしれません。

私は最初気になりましたが、プレイしているうちに慣れてきて全く気にならなくなりました。物量譜面の認識も問題無しです。

感じ方には個人差があります。どうしても気になる場合はゲームスムーズというモードを使用すれば残像感を減らせます。ですが、遅延が増えます。

- サイズについて

グラボ側で37インチ相当にスケーリングして使っています。
43インチのままでもプレイに支障は無いのですが、一応ACに寄せてます。

37型のREGZAは入手しずらいので、40~43インチを購入して距離を離すか、スケーリングするのが主流なようです。

- REGZAのゲームモードについて

ゲームダイレクト
画面を綺麗に見せる仕組みを極力排除して、とにかく低遅延にしたい時に使います。残像は感じますがすぐ慣れました。

ゲームスムーズ
ゲームダイレクトで残像が気になる時に使います。それでも残像は感じますが、ゲームダイレクトとどちらを使うかは好みで良いと思います。遅延は増しますがゲーム側で調整すれば恐らく問題無いです。

ゲームインパルス
動きに強いモードです。このモードが一番くっきりとノーツが見えました。ただし、私の環境ではノーツが二重に見える症状が発生した為使用していません。
先にゲームダイレクトに慣れてしまったので、あまり設定は追い込みませんでした。


■スピーカー

ONKYO GX-D90

音が良さそうでコスパが良いものを選びました。
音質に拘らないならアナログ入力もしくは光デジタル入力があるスピーカなら何でも良いと思います。

この機種は両系あるのが便利です。
今はPCのオンボードから光デジタル入力でやっています。

キーを押してからの発音は多少遅延を感じます。
高BPM曲で良く分かります。
ACでも遅延は感じるのでINFINITASが特にやりずらいということはありません。
ただしバックミュージックを参考にすると黄ばんでしまうので、目押しと打鍵音でスコアを狙っています。

発音遅延を抑えられるサウンドカードもあるようで気になってはいますが、今はこれで満足しています。


■テレビ用の台 (メタルラック)

アイリスオーヤマ MTO-1112C (幅110cm x 奥行35cm x 高さ126cm)
約6,000円

なるべく奥行が少ないものを選びました。
スピーカの関係で幅がもう少し欲しかったですがまあ満足です。

高さは126cmあるので、一番上の天板を4つほど下げてます。

床から画面表示の下部まで約124cmです。
ACブラウン管筐体は踏み台考慮で約115cmなのですが、自分の身長に合わせて少し高くしています。

あとはLIFTやSUD+で調整すれば良いと思います。



















■コントローラ用の台 (メタルラック)

・アイリスオーヤマ MTO-1108C (幅110cm x 奥行35cm x 高さ83cm)



台の高さが83cm + コントローラの厚さが8cmなので、床から鍵盤までの高さが約91cmになりました。ACと大体同じです。

















コントローラの外側が数センチはみ出てしまいますが小さいことは気にしない。
少々台が揺れますがプレイに支障はありません。

一点、2P側の1鍵辺りを押すとラックがたわみました。
こちらはプレイに違和感を感じたので、下にティッシュを敷くことで対処してます。
ラックの個体差と思いますが、いずれはしっかりした台が欲しいです。



・アイリスオーヤマ メタルラック コルクシート (幅107.5×奥行32.5cm メタルミニ MTO-1135K)


コントローラを載せる一番上の天板に載せています。
あんまり意味ないかもと思いつつ、コントローラがずれにくいような気もするので一応置いています。



■その他あると便利なもの
・テンキー iBUFFALO BSTKH08BK



PHOENIXWAN単体では、DBオプションの切替やSP/DPの切替が出来ず、キーボードの数字を入力する為にいちいち屈むのが面倒だったので、立ったまま切替が出来るように購入してみました。良いです。



・蝶プラ工業 デスコ ティッシュケース 透明 125×244×86H(mm)



このティッシュケースを2台のPHOENIXWANで挟むとDPプレイに丁度良い距離になります。
1Pの7鍵、2Pの1鍵の黒い淵からの距離がACでは約189mmですが、この置き方の場合は約194mmとなりACより若干広くなります。
後日ACでプレイしましたが違和感は感じませんでした。

着地曲のプレイ後はコントローラ本体の位置が少々ずれていることがあります。
都度直すのは煩わしいですが、ストレスというほどでもありません。
将来的に固定する方法は検討したいと思います。
































・レック 激落ちクロス マイクロファイバー


油分多めな人の次にプレイする時にあるとめちゃくちゃ助かるやつ。
良心的なゲーセンに置いてあったのを真似してみました。
しっかり油分も拭き取ってくれるので快適。


・タブレットホルダー
全体像の中心にあるやつです。
iPad等でDPオプション表やDBM/DBRのクリア管理画面を開いておくと便利です。
無くてもプレイに支障は無いのですが、今はこれが無いと不便を感じるようになりました。
ポールの支柱に固定できるアームタイプもあるようなので、気になる方は調べてみてください。




 設定編 

参考までに私の設定を紹介します。
似た環境の方は同じ設定にすれば快適になるかもしれません。
各設定の詳細は他のサイトで詳しく説明されていますので調べてみてください。


■REGZA 43J10X
・倍速モード【ゲームダイレクト】
ゲームスムーズでも良いですが、残像に慣れてしまったので遅延の少ない方にしています。

設定方法:リモコンの設定ボタン → 映像設定 → 4K倍速モード

・HDMIモード選択【互換性優先モード】
この設定にしたところ、NVIDIAコントロールパネルのスケーリングでGPUが選択出来るようになりました。

設定方法:リモコンの設定ボタン → 外部入力設定 → HDMI x(1~4) モード選択

以下参考画像
倍速モード:ゲームダイレクト、明るさ検出:オフ




















バックライト100は目が痛くなります。
















互換性優先モードにしないとスケーリングでGPUが出てきません。

















■PHOENIXWAN
・ターンテーブルの感度調節【4】
PHOENIXWANでは1から6まで設定でき、標準では感度最高設定の「6」になっています。
この設定のままだと、ほんの少し動かしただけで反応してしまうので「4」に下げたところACの感覚に近付きました。
「3」でも試してみましたが、あまり感覚が変わらなかったので「4」に戻しています。

今のところプレイに支障はありません。
24分皿がある高難度の皿曲(灼熱やsnake等)が解禁出来たら改めて確認したいと思います。

・最低回転速度の閾値の調整【7】
デフォルトの「7」から特に変えていませんが、今のところプレイに支障はありません。
押し押しをするならこのままで良いと思います。
違和感を感じたら調整してみます。

・リングライトモード 明度を調整【最低設定】
お皿のライトの明るさを最低設定にして切っています。

※参考URL
https://www.gamo2.com/jp/product/phoenixwan/


■NVIDIAコントロールパネル

・スケーリングを実行するデバイス【GPU】
ディスプレイかGPUを選択できますが、GPUにした方が遅延が減らせるとのこと。
私のテレビでは、外部入力設定を互換性優先モードにしたところGPUが選択出来るようになりました。

設定方法:NVIDIAコントロールパネル → デスクトップのサイズと位置の調整 →
スケーリングタブ → スケーリングを実行するデバイス

・サイズ変更 【1690 x 950】
37インチ相当へのスケーリング設定です。
デスクトップ表示域の対角線が 約94cm(37インチ)になるように調整します。
メジャーで計りながら調整しましょう。
私のテレビでは1690 x 950の設定で37インチ相当になりました。

設定方法:NVIDIAコントロールパネル → デスクトップのサイズと位置の調整 →
サイズタブ → デスクトップのサイズ変更を有効にする チェックON → サイズ変更

・垂直同期【ON】
私の環境では、OFFにすると画面にがたつき(ティアリング)が生じてプレイに支障がでましたのでONにしています。

設定方法:NVIDIAコントロールパネル → 3D 設定の管理

・レンダリング前最大フレーム数【1】
環境によりますが、値が小さい程遅延が少なくなる模様。

設定方法:NVIDIAコントロールパネル → 3D 設定の管理

・電源管理モード【パフォーマンス最大化を優先】
プレイ中にGPUのパワーが変動しないよう念の為設定しておきます。

設定方法:NVIDIAコントロールパネル → 3D 設定の管理


■Windows 10

・INFINITAS本体 インストール
アップデートがある為、起動できるまで1時間以上かかった気がします。
早めにやっておきましょう。

・Microsoft Visual C++ 2005 SP1再頒布可能パッケージ インストール
自分の環境ではインストールしないとINFINITAS Launcherが起動しませんでした。

・解像度【1280x720】
INFINITAS起動時に上記解像度になるようですが、予め合わせておいた方が無難です。

設定方法:デスクトップを右クリック → ディスプレイ設定

・リフレッシュレート【60ヘルツ】
リフレッシュレートが60以外になっていると音ズレの原因になるので設定しておきます。

設定方法:デスクトップを右クリック → ディスプレイ設定 → ディスプレイの詳細設定 →
ディスプレイxのアダプターのプロパティを表示します → モニタータブ → 画面のリフレッシュ レート

・電源プラン【高パフォーマンス】
プレイ中にPCのパワーが変動しないように念の為設定しておきます。


■INFINITAS

参考までに私の設定を記載しています。
お好みで設定してください。

・譜面の表示エリア【LIFT & SUD+】

・白数字【LIFT:140~150、SUD+:45~60】

・緑数字【303~310】→【298~303】→【295】

・判定調整【-0.9】→【-0.5】→【-0.3】
液晶の遅延があるので、もっとマイナス方向に動かしても良い気がしますが、いじり過ぎても判定迷子になるので、一旦はこの設定に落ち着いています。
新しめのAC筐体より少々Pグレが出にくいと感じるので、またいじるかもしれません。

追記:-0.9では判定が埋まり過ぎていると感じたので-0.5にしてみました。
☆10のリズムが簡単な曲で97%が出ましたので問題は無いと思いますが、引き続き様子を見ます。
再追記:FASTが多く出ていたので-0.3にしました。
もともと音ずれは少々感じるので、ひどくなったという感覚はあまり感じません。
ゲーム音は参考程度に、打鍵音と目押しでスコア狙っています。

・判定タイミング表示位置(FAST/SLOW表示)【無し】→【TYPE B】→【TYPE A】
本当は使用した方が良いのかもしれませんが、私は表示が気になってスコアが下がってしまうので使用していません。
早いか遅いかは感覚で判断出来るので今のところは問題無しです。

追記:INFINITASの問題なのか実力不足なのかは分かりませんが、判定迷子になることが多かったので皿の外側に表示させるよう設定してみました。
再追記:皿の外側だと見ずらいと感じたので、GREATの上に表示するようTYPE Aにしました。最初は邪魔でしたが慣れました。

・MOVIE表示【OFF】
FAST/SLOW表示の右側とムービーが重なっていたのでOFFにしました。

・ノーツ【シンプルカラー】 ※INFINITASサイトでカスタマイズ
ノーツの明暗が無くなり認識しやすくなるかも、ということで試しています。

・キービーム【ベリーショート】 ※INFINITASサイトでカスタマイズ
デフォルトでも問題無かったのですが、一度ベリーショートに慣れてしまうと戻れないです。



他にも分かったことがあれば更新していこうと思います。

以上、少しでも参考になれば幸いです。

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INFINITASプレイ環境導入

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