2011年4月10日日曜日

DP十段からDP皆伝までにやったこと、考えたこと、心掛けたこと

※※※※※ 気付いたことあれば順次追記するかもしれません ※※※※※

ふけんこ〜です。
こんばんは。

タイトルの通り、DP皆伝を取るまでにやったこと、考えたこと、心掛けたことを書きました。

伝えたいことが多すぎて、思いついたことを書きなぐっているので、解りづらい点もあるかもしれませんが少しでも参考になれば。

それとこちらのクリア状況も参考になると思います。
読んでいて、私は俺はこう思うけどな〜っとか、ここ参考になったな〜とかあれば是非Twitterやコメントから声かけて頂けると、とっても嬉しいです。


■ 段位歴 SP / DP / 右片手 / 左片手 ■

・初代〜3rd   SPのみ
・4th            SP不明、DP初プレイ4th終了時十段底辺、右手6段、左手6段
・5th            SP全ノマゲ、DP十段中級、右手7段 左手7段
                   (4thと5thは段位未実装。今の段位にあてはめた場合の想定)
・6th            SP全白、DP片手 未プレイ
・7th            SP全白、DP片手 未プレイ
・8th            SP全白、DP片手 未プレイ
・9th            SP全白、DP片手 未プレイ
・10th          SP全白、DP片手 未プレイ
・RED         プレイ回数減
・HS            更に減
・DD           未プレイ
・GOLD      未プレイ
・DJT          未プレイ
・EMP         SP十段、DP九段→十段、右手6段→7段、左手6段→7段
・SIRIUS     SP皆伝、DP十段、右手8段、左手7段→8段
・RA            SP皆伝、DP十段→皆伝、右手8段、左手8段
                                       (十段90%の時に皆伝合格)

■ 前置き ■
幸い、過去にDPと片手を本格的にやってたおかげで、基礎はできていました。
特に片手は、皆伝取るには十分といわれてる基準(左手6段程度とよく聞きます)を既に満たしていたので、そこが比較的短期に取れた大きなポイントだと思います。
そこで自分が注力したのは「認識力強化」と「着地力強化」です。
後者に関しては、皿単発の場合と、連皿の場合で自分にあったそれぞれの回し方を決めて実践して慣れていくとして、やっぱり最重要項目は認識力強化です。

DPのプレイ頻度は
BMS:未プレイ
CS:2〜3ヶ月で数える程しかやっていない
AC:週3〜4回くらい(仕事が忙しい時は週1〜2回程)
1月下旬から4月1日まで約350クレ程

■ 運指 ■
DPのレベルを話す上で、その時点でどのくらいの運指が使えたかどうかも外せない話題です。
(1月の時点で使えていた運指の一部、右手ver)
※基本配置で押せるのは省略

・階段
1234567 親人親中薬中子or親人親中親薬子(親人親人中薬子、練習中)
7654321 子薬親中親人親(子薬中人親人親、練習中)

・16分
1→5→6 親薬中(親中薬、練習中)
2→5→6 人薬中
3→5→6 親中薬or親薬中
6→5→2 薬親人(薬中人、練習中)
5→6→4 薬中人or親薬中(中薬人or中薬中or薬薬中、練習中)
7→23→1 子→人親→親
2→35→6 人→親薬→中
57トリル 中子
ピアノ経験者でもないと薬子では追いつかない速さの曲あるし、中5の基礎にもなる
67トリル 中子or中薬
同上

・同時押し
56 薬中or親薬(中薬、練習中)
256 人薬中or人親薬
123 親人中
456 人薬中or中親薬
567 親薬子or親中薬(中薬子、練習中)
5個以上の同時押し 手のひら(笑)

etc....


■ DP本腰入れてからやったこと心掛けたこと ■
本題です。
1月下旬から本気を出し4月頭にDP皆伝取れました。
それまでにやったことや、どういう考えをしていたかのまとめです。
とにかく惰性でやらない、一つ一つのプレイに意味を持たせることが大切だと思います。

1. ひたすら☆11〜12のハード埋め
とにかく未クリア未ハードに特攻。
10分204Pなら迷わずPF。
死にそうだけどクリアしたい....という時に脳は最大限に活性化しています。
こういう状況を多く作り出せるハード埋めは地力上げにもかなり有効と思います。
クリアした瞬間、ドーパミンやアドレナリンといった脳内物質が出まくります。
その次にすぐ埋まりそうだと思う曲をやります。
100%の力が発揮できるので埋まりやすいと思います。
正規譜面では癖付きやすいのであまり粘着せず、せいぜい1日4〜5回まで。
乱は練習にもなるので、ある程度粘着。
5回〜15回でハード付けられなかった場合や、皿着地が原因で埋められない曲は一旦放置して、地力上げへ。

2. マイベスト等のEXPERTコースを「両乱」で「本気」プレイ
BP60〜120くらいでる曲をやっていました。(☆12中級レベルのノーツ数の場合)
物量譜面は外れるとBPが2倍以上でますが(サテライトとかZETAとか)とにかく押そうと頑張る。
物量系はしょうがないにしても、そんなに密度がない曲で正規と比べて3倍も4倍もBPがかけ離れている場合、運指力不足なのでその曲はまだ乱でやる価値はあると思います。

押しづらい譜面(左23や右56とか)いっぱい降ってくるけどめげずに見切ろうと頑張る。
とにかくBP減らそうと頑張る。とにかく手を抜かずに頑張る。とにかく頑張る。
頑張れなくなったらその日の止め時。
次ゲーセン行った時、同じ曲を正規でやったりすると、あれなんか見切りやすいぞ?となるのでその繰り返し。

FC以外のクリアランプが更新されないEXPERTで本気を出すのは案外難しいです。
自分では本気出してるようでも、それが本気をだしている「つもり」だったりするので、しっかり譜面を見るように心掛けました。

3. 一日で長時間やらない
個人的にですが長時間プレイして、脳が疲れてるな、今集中力無いな、と感じてる状況で何回プレイしても見切り力自体はつかない気がします。
指の筋肉強化には効果ありそうですが。
逆に集中力があるうちは、指がどんなに疲れても気合いで指動かし続けてました。
もし痛みを感じたら即止め。

4. 自分ができる譜面は日常的に触らない
正規でHARD済の曲をいくらやっても地力UPにはなりにくいので、STANDARDやる時も日常的に両乱かけていました。
勿論イージーで。

両乱を使用するに際して、

譜面が落ちてくる>どういう譜面かを認識( = 譜面の形を認識)>その譜面に対してどの指配置で押すかを判断>その指配置で実際に鍵盤を押す
という一連の流れの反応速度とそのパターンを増やしていくイメージで練習していました。

SPにもいえますが、この中でも「その譜面に対してどの指配置で押すかを判断」というところが一番大事だと思います。


スタンダードの1st〜2ndでよく選曲してたのは乱打系譜面。
quesar(H)、secrets  etc....
個人的な目安として、正規ならHARD付けても大丈夫だろう、という曲に対して両乱イージーで、という具合です。
ただし同時押しが多い物量譜面は化けるので、そこは注意。
あとは程よい緊張感を得る為に、2nd〜Final辺りで、外れたら死ぬかもしれない、という選曲も取り入れてました。
(実際、Secretsは何回か1st〜2nd stageでやっちゃってますw)

5. 密度が低い曲をプレイしている場合は運指を強く意識
1~4のことばかりしていると、☆11ですら密度が低く感じてきます。
そんな時はいつもとは違う運指で押そうと強く意識してプレイしてました。
右56、いつも親薬で押しているなら、中薬、薬中で押す等。
右13、いつも親人で押しているなら、親中で押す等。
右57、いつも薬子で押しているなら、中子で押す等。

それと、個人的にお勧めなのが、それぞれの親指を左5、右3に配置するホームポジションです。
最大のメリットは、皿に近くなるため皿着地に強くなること。
右3→2が16分で降ってきても、普通に親→人で取れる点。
右3→1と来たら親指スライドで取ることも可。
2と3を人指し指の北斗で処理する方法もありますが、中指もつられて動いてしまいがちなので、使える所では独立性の高い親指を多用した方が良いと思います。
状況に応じて、左7、右1のホームポジションと切り替えて使ってます。
もっと皿が多い曲では、左3、右5もありです。
実際は「ホームポジションを切り替える」ではなく譜面に応じた指配置が自然に出来るのが理想です。
DPでは皿がある関係上、親指の配置左7、右1という固定観念は絶対に無くした方がいいと思います。

6. DBRはあまりやらなかった
DBRかけると良譜面になる曲を沢山知っているのであれば、どんどんプレイしていくべきだと思いますが、それを調べる時間があるならハード埋め、と考えていたので自分はあまりやりませんでした。
右手がリズムの先生になってくれるので、左手の運指力向上と指筋肉強化に特に効果ありそうです。

単純にDBRは楽しいので譜面の知識があればもっとやっていたかも。
しかし通常は左右違うリズムの譜面が降ってくるので、そこを見切れるようになることが重要だと思います。

12.4をハード狙う段階(良い練習曲が無くなるであろう頃)になったら本格的に使おうかなと思っています。
DBRであれば12.5以上、ましてや12.6の密度とかも簡単に作れそうですしw

7. 緑数字
DP本腰入れ始めた時:SP298〜303、DP335〜340くらい
今:SP280~288、DP303~310

DPへの慣れと共に徐々に減らしていきました。
(SPとの差がだんだん縮まっていきました。)
緑数字が少ない方が横認識しやすいと思います。

その後アンケートを取って集計したところ、SPとの差が15〜20多い(SP290の場合DP310等)という方が多かったです。

自分もこれにあてはまる結果となりました。

■ DP皆伝討伐まとめとquasar対策 ■
Resort Anthem DP皆伝の曲目は 蠍火→バドマニ→quasar です。
上記の1~7のことを意識してひたすらやっていたら2月下旬から3月の初めには特に対策せずともバドマニを抜けられるようになっていました。
☆12ハード約半数くらいの時だったと思います。

蠍火に関しては癖が付くのを避けて、皆伝のプレイ頻度は意識的に下げていました。
quasarの左手発狂地帯のみ対策をし、それ以外は基本的に降ってきた譜面を見た通りに押すというスタイルです。

■蠍火
蠍火に関しては右手の高密度、そしていやらしい配置が多く、そちらに意識を持っていかれがちですが、左手が密度低いことを頭の片隅に入れておくと少し気が楽です。
右手の折り返し階段は、皆伝挑戦段階の地力では薬指や小指で綺麗に捌ききれないと思うので、とにかく親指出張を駆使すると良いと思います。
親5は必須です。

■バドマニ
地力譜面です。

序盤は押しにくい同時押し(左23、右56が絡んだ3つ同時押し等)のオンパレード。
正直、普段から両乱で左23、右56のような押しにくい配置に慣れていないと何が降ってきているのか分からないと思います。
ここだけの為に普段から両乱を使って少しでも押せるようになっておいた方が後々は楽ですが、なんだかんだゴリ押しで抜けられちゃいます。

中盤は丁寧に回復。
BPMが速いので追いつかなくてPOOR量産しがちですが、POORを出すくらいなら餡蜜してミスを減らした方が良いです。
発狂までに最低60%〜70%は欲しいところ。
40%〜50%でもなんとか発狂は超えられたと思います。

後半の発狂。
ここは気合いという他ありません。
皿は無視した方が無難です。
補正がかかっても折れずに頑張る。

■quasar
バドマニで瀕死になっているので、序盤で丁寧に回復。
高密度終了時、最低でも50%。
そこから丁寧に回復して、左手発狂入りまでに80%以上のゲージの確保。
バドマニ抜けられた時点で序盤で回復できる地力はありました。

左手発狂地帯
ここが自分が唯一対策した箇所です。

白鍵4つ→黒鍵3つ→白鍵盤4つ→黒鍵3つ→etc.... と8分のリズムで交互に押すだけです。
これで左手発狂はゲージ50%以上も残せます(笑

これ、対策というより、試験でほぼ答えを教えてもらったような感覚です。
ただ、若干の慣れは必要かもしれません。


ちなみに左手発狂の餡蜜方法がもっと難しかったとしたら、時間をかけてそれを練習する気は無く、地力だけでやろうとしていたと思います。
ここまで簡単にできる餡蜜があったから使いました。
これが無かったらこれを執筆している時点で皆伝はまだ取れていなかったと思います。
※後日、左発狂地帯の餡蜜無しでもクリア出来ました


右手発狂地帯
ここは気合いでガチ押しました。
とりあえずこの地帯に関しては今の地力では見切れないので、少しでも見切れる所だけ押そうと頑張る、という具合。


右手発狂を抜けてからラストまで
少しでも見切れるように普段から地力上げをしていました。
特に右サイドの配置がいやらしく、手の外側の指力が重要になるのでそこも意識して強化。
中5が結構使えるようになってきてから、ここも飛躍的に押せるようになった気がします。

右手発狂を抜けてからは、ゲージが地を這って諦めそうになりましたが、そうなるともう即閉店です。

合格した当日は、スタンダードやエキスパで数回プレイした後に今日は調子が良い日だと判断して皆伝受けました。
一度目は緑数字310くらいで開始して、クエーサー残り1小節耐えていれば合格していたのに、というところまで。
そのまま悔し過ぎるテンションで、二度目は緑数字を305に減らして、蠍火とバドマニが一度目より癖付いてるなと思いながらも、なんとかクエーサーに突入できてそのまま突破、という具合でした。

緑数字減らしたのは落ちてくる譜面を極力条件反射で押すようにしたかったからです。
SP皆伝の時にも使った手です。


以上です。


改めて凄いと思うのは、今まで片手やDP自体を触ったこと無かった方々がDP始めて短期間で、八段、九段、十段をサクサク取ってしまうことです。
上達が速くて驚きます....。

自分にはDPに本腰を入れる時点で、ある程度ですが片手の基礎やDPのイロハがあったのでそれを存分に生かすことができましたが、これから始める人にはそれが無いというのにこの上達速度です....。
このことからも、やっぱりDPは認識力が重要なのだと言うことが改めて分かりました。
自分もまだまだ負けずに頑張りたいです。



以下はオマケです。
(DP歴に限定した自己紹介です)

■2000年後半
4th Styleで初めてDPに触れる。
暫くしてDPの為に片手プレイも開始。
HYPERコースという神EXPERTコースに片手で一日10クレ以上投資してた時期もあり。主に左手。

この時点で片手の16分乱打、同色同時押し、桂馬押しの基本を取得。

ちなみにHYPERコース内訳は、
NEW YORK CITY BOY
JIVE INTO THE NIGHT
FANTASY
Final Count Down
B4U

5th StyleでHS3が実装されてから譜面が見切りやすくなった影響もあってか、穴シュラークやera (nostal mix)(H)ノマゲ、穴R5ノマゲ等。
この時点で今作でいう十段中級程度と想定。

■2001年後半
6th StyleでDPを触らなくなる。
SPも10th辺りから徐々にプレイ回数が減り、Happy Sky辺りからほとんど未プレイ状態。

■2009年5月頃
EMPで寺復帰。SPメイン。
指のリハビリの為、片手もプレイ。
両片手とも6段から8段弱へ。中6もこの時期に練習。
DPもちょくちょくプレイして、少し慣れた頃に十段辛勝。
SIRIUSでは十段キープ程度。

■2010年10月〜12月
十段実装前にDPリハビリ。
レゾンがDP十段ボスという噂があったので、PFで粘着。
この時点でイージーランプ点灯。

■2011年1月下旬
周りがDP始めた影響もあって、本格的にクリアマーク埋め開始。

以上

3 件のコメント:

  1. ふけんこ~さん、初めまして。プリマハムと申します。
    こちらの日記を参考にさせていただき、私も皆伝合格する事が出来ました。ありがとうございます!

    自分も皆伝を目指していた時の練習内容などをブログにまとめようと思っており、
    その中でこちらのページを紹介したいのですが、よろしいでしょうか?
    (実際、この記事の実践がほぼ全てなので…)
    是非ご了承いただければと思います。

    書き終わりましたら、改めてコメントで報告させていただきます。
    何卒お願いいたします。

    返信削除
  2. こんちには、プリマハムです。
    まとめが書き終わりましたので、連絡いたします。
    http://blogs.yahoo.co.jp/orthleft3/5136984.html
    ご確認、お願いいたします。

    返信削除
  3. プリマハムさん、はじめまして。
    ふけんこ〜です。
    DP皆伝合格おめでとうございます!

    合格されたのはひとえにプリマハムさんご自身の努力、お力だと思いますが、こちらの記事が少しでも助けになれたのならとても嬉しく思います。

    お書きになった記事について、具体的な練習曲をあげていたので逆に参考にさせて頂きました。
    意味がわからないくらい練習になる曲、ありますよね。
    現在は12.4以上のハードクリアの為に☆9〜10のDBRを取り入れたりして頑張っています。

    紹介に関しては特に問題ありませんのでご自由にお使いください。
    むしろリスペクトしてくださって恐縮です。

    ご丁寧に連絡くださってありがとうございます。

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